スタッフ紹介

こんにちは。さくら訪問看護です。


 
さくら訪問看護ステーション 師長 鳥居香織
 
「こんにちは。さくら訪問看護です。」私たちは、玄関からこんなふうに声をかけてお邪魔します。前回の訪問から今までに、何か困ったことが無かったか、体調はどうだったか、不安に思っている事は無かったか、体調をみせて頂きながらお話を聞いて参ります。
病院では「患者さん」だった方々も、自分の家では「じいちゃん」「ばあちゃん」「お父さん」「お母さん」であり、必ず誰かの「大切な人」です。自分の時間は自分のもので、自分のペースで、家族の為に食事を作り、好きな畑仕事をしたり、草むしりをしたり、趣味の押し花をしたり、盆栽をしたり、庭のバラを育てたり、自分の人生を謳歌し生きいきと過ごす事を願っています。「歳を取って、何も出来なくなった。」とおっしゃる利用者様のお話の中には、人生とはなんぞや!という難問があり、一緒にお話を聞きながらその方の人生を一緒に歩み直して、その難問に立ち向かうことは、看護師の私たちを成長させて下さることに繋がっています。

「チューブが入ったままでも、退院できますか?」「点滴をしなくてはなりませんが、家に帰れますか?」「酸素をしなければならないと言われたけれど、家でできますか?」「最期まで家で過ごす事ができますか?」などなど、訪問看護を利用される前の皆さんからよく聞かれます。訪問看護は、在宅療養をご本人とご家族が望むのであれば、病名や病状に左右されず利用が可能です。そんな相談を受けた時に「ご家族とご本人が在宅療養を希望されるなら、訪問看護を利用しながら、本人の希望を聞いて叶えていきましょう。」と答えています。訪問看護は、縁の下の力持ちであり、応援団です。何よりも「本人と家族の希望」を大切にしています。

在宅には、不思議な力があります。食事が取れなくて心配していたら、食べられるようになったり、中には、痛みが取れてしまったりすることも案外と多いのです。「同じ痛みでも孫の話をきいているうちに紛れてしまった」「自分の痛みよりも息子の帰りを心配しているうちに薬を飲むのを忘れてしまった」「余命1ヵ月と診断されたけれど、半年頑張れた」などのような話を耳にしたことがありませんか?痛みを緩和させるのは鎮痛剤だけではなく、生活を充実させるのも、医療だけではないように思います。

病院のように「迅速な対応」は難しいかもしれません。ですが、信頼のおける在宅チームスタッフには、それをカバーできる臨機応変な対応力とチームワークがあります。
経済的な理由や、マンパワーの問題、地域的な問題など抱える問題は様々です。ですが、解決できなければ最善策をみんなで考えて、一つ一つの命が輝けるよう、努力しています。在宅療養を希望されるなら、是非訪問看護をご利用ください。

訪問時間

平日/午前8時30分~午後5時
土曜/午前8時30分~午後3時

日曜祝日はお休みですが、「24時間対応体制」をとっておりますので、
同意される方は24時間365日連絡が取れ、必要時に訪問できる体制になっています。

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